『君も死ねばよかったのに』
作詞・くさびん

未来の見えない世界の端で
ただ一人君を残して
去るボクは死して思い耽る

独りで寂しく死ぬくらいなら
独りで悲しく逝くくらいなら
いっそ君も死ねばよかったのにな

ボクだけ死して黒い淵へ
君を残して闇の淵へ
ボクは独り落ちていく
独り、君を想いながら

不安の晴れない世界の果てで
ただ一人君は泣いていて
去ったボクは死して胸を痛める

一人で寂しく生かすくらいなら
一人で悲しく活かすくらいなら
いっそ君と死ねたらよかったのにな

君だけ残して黒い淵へ
ボクは独り闇の淵へ
ボクは独り降っていく
独り、君を想いながら

ボクが居なくなった世界で
ボクを君が思い出して
君が一人涙を流して
その度にまた悲しみに暮れる
それをただ眺める続けるくらいなら
いっそあの時君も死ねばよかったのに
だけど

ボクだけ死して黒い淵へ
君を残して闇の淵へ
ボクは独り落ちていく
独り、君を見守ってるよ

悲しいのは君だけじゃないからもう泣かないで
悔しいのは君だけじゃないからもう俯かないで
その分ボクも寂しくなっちゃうから
そうしてボクは独り飛び立つ
許して欲しいと思いながら
君のことを今も想いながら

今も君を見ているから
もう、泣かなくていいよ
折角、君だけでも生きているんだから
それだけでボクは救われるんだから
だから、今はもう泣かないで
また逢えた時に泣き合おう