ホームから臨む オレンジ色の塔
強く吹きすさぶ 乾いた風
懐かしい感触が 僕を
連れ戻しにやってくる

古い工場の影 建ちならぶ
いつでもすこし寂れた 街並み
赤い電車は 誇らしげに
空を駆け抜けていく

この街にあふれる楽器の音も
響きわたるモーターの音も
たくさんのひとが 手と手合わせて
過去と未来 つなげてきた証だから

どんなに離れたって忘れない
これが僕をつくりあげたもの

うな弁の包みと お土産のパイと
ベースもしっかり 抱え直して
懐かしい景色に 別れを告げて
振り切るように 列車に飛び乗る

窓をよぎってく ピアノの写真
うねる川を越えて 加速したら
涙がひとつぶ ぽろり こぼれて
街の灯りが 夜空ににじんでった

どんなに離れたって忘れない
みんなとてもたいせつなもの

さらば 愛しきふるさと……

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

さらば、ふるさと。(仮)

都道府県ご当地楽曲企画に参加したい!
でも静岡県は西部と(中部と)東部で関東と関西並みにキャラが違う!(苦笑)
そして自分はやっぱり西部の人間。

なので企画外で地元の歌をこっそり作ります。
先日帰省したときに思ったことを素直に書き出してみました。
1番:帰省したとき
2番:帰省から戻るとき
決して住みやすいとはいえないけれど、私はあの街を捨てることはできないでしょう。
(実際、住民票も免許証の住所も変更してません…書類上はまだ住んでるw)

ところで帰りに母が手製のうなぎ弁当を持たせてくれましたが
哀しいかな、そのうなぎのパッケージには鹿児島産と書いてありました。
正直、うなぎよりうなぎパイの消費率のほうが高いと思います。
Y社の楽器も、いまは主に海外の工場で作っているようです。
まぁイメージ先行ということで。

いろいろ書き足りない部分や練り込みが足りない部分もあるので、
また後日修正したいと思います。

閲覧数:124

投稿日:2008/06/21 22:00:44

文字数:362文字

カテゴリ:歌詞

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