<A>
日が沈む朱 白を混ぜ風に乗る
寂しげな茶色 さらさらと
人知れず 静かに 飾られて
いつか溢れんばかりの
淡い色を その身に纏うだろう
<B>
夜は柔らかな 月の明かりに照らされ
幽艶に舞う 桃色花びら
ゆるりと 頬を撫でられて
優しき あの人思い出す
<A>
月が沈む藍 雪白を混ぜ 風に乗る
楽しげな桃色 ふうわりと
人知れず 静かに 見守って
いつか溢れんばかりの
思い出を その身に刻むだろう
<B>
蒼く柔らかな 空の広さに 彩られ
爽やかに舞う 桃色花びら
ゆるりと 髪を撫でられて
優しき あの夢思い出す
<S>
今 僕から君に贈る
淡い桃色の小さな花を
風に乗せて 届けるから
強く儚い 桜の花を
<A>
花朝月夕 桜花爛漫 空に舞う
穏やかに ほろほろと
人知れず 静かに 唄歌い
いつか溢れんばかりの
哀しみを その身が語るだろう
<C>
花鳥諷詠(かちょうふうえい)に 飛花落葉(ひからくよう)を
柳暗花明(りゅうあんかめい)のなか 艱難辛苦(かんなんしんく)の出来事を
左堤右堤(さていゆうけつ)の絆 旱天慈雨(かんてんじう)の救いを
<S'>
今 僕から君に贈る
淡い桃色の小さな花を
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