A
神サマにお願いしよう
「この性格直したい」と
そう言う僕は神サマなんて
信じちゃいない馬鹿らしくて
A
一度だけ助けてくれる
魔法みたいな言葉をさ
呟いてごらんと誘う人
言うだけ無駄と思っている
B
声を出すことも
面倒になって
息をすることも
面倒になった
そんな僕の夢の続き
今は何一つ無いさ
S
壊れていく
壊れていく
爪を噛む癖も止めていた
ねぇ
こんなにも
こんなにも
寂しいと思わないのは
どうしてだろうか
A
神サマにお願いしよう
「この時間止めたい」と
神サマの存在なんてさ
消してしまっているけれど
B
涙することも
面倒になって
考えることも
息をすることも
面倒になった
そんな僕の道の続き
これ以上先は見えない
S
消えていく
消えていく
愛想笑いも止めていた
ねぇ
こんなにも
こんなにも
遠い昔の話だと
思えない
S
薄れていく
薄れていく
髪を触る癖も止めていた
嗚呼
こんなにも
こんなにも
面倒になるのはどうして?
ねぇ
SS
壊れていく
壊れていく
死ぬ妄想をするの止めていた
さぁ
ひとりきり
ひとりきり
暗い夜道を歩くのは
何時ぶりだろうか
二月の雨は冷たすぎた
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