ガラス越しに
見慣れた街は
なんだかくすんだ
色だった

雨が彩る
ガラスには
街の光が
満ちていた


雨の日は
部屋のなか
あたたかい
紅茶をのもう
窓ガラスを
滴り落ちる
水滴を数えながら



雨音を
遠くききながら
あなたがいた
ベッドのなか
潜り込んでも
なにも変わらない
雨の日が
明日も続いていく



雨足つよくなり
なにもかもの音
夜にきえていく
このわたしの
つぶやきは
ありのまま
こころのなか
響いてく

運命と思った
あの日さえ
忘れられて
日常の隅

夢の中でまた
出会っても
目を覚ませば
夜露のごとく
残されたのは
ひとりだけ
わたしひとりの
広い部屋

雨の音に包まれた
叫びは
誰にも届かない
ガラス越しに
見上げる空は
いつも


現実と夢の狭間で
あなたは微笑んで
静と動の狭間で
あなたを感じたくて
闇と光の狭間で
あなたを見失って
雨はいつも
私を濡らして行く


雨音を
遠くききながら
あなたがいた
ベッドのなか
潜り込んでも
なにも変わらない
雨の日が
明日も
続いていく

雨足つよくなり
なにもかもの音
夜にきえていく
このわたしの
つぶやきは
ありのままに
こころのなか
響いてく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Rain

雨、雨。

閲覧数:51

投稿日:2010/01/13 01:12:17

文字数:521文字

カテゴリ:歌詞

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