冬 つとめて
夢 微かに残るまま
目を開けてしまったから
もう、もう、もう、
冷え込む窓辺から
外へ出て
ひんやり止まった
街並み
寒空は朝陽を
馴染ませて
麗らを待ちわびた
世界
忘れてしまおう
夜みたいなこと
さみしい思いだけ
立花に添えて
朝舞う 街
息 光を散りばめて
冬霞の淡い《華》
きら きら きら
言葉をなくさぬよう
暖めた
首元のマフラー
君の
残った夢に
時、戻せたら
消せない恋の端(はな)
摘んでしまおう
霜 冴ゆれば
また 新しい心が
きっと 芽を吹く春が来る
きら きら きら
このまま ずっと
君 知らないままでいい
冬霞の淡い《花》
まだ、まだ、まだ、
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