「俺が居て良かったって……どうしたんだよ本当に………」
レンは私の頭を撫でながらも呆れたように物を言った。
………あんな夢を見たからかな。
何か、こんな当たり前のようないつもの光景に私は凄い安心感を持てた。
レンが居てくれるのが凄い嬉しかった。
「…何か……ありがとねレン。」
涙が止まってきて何か言おうと口を開いたとき一番最初に、この言葉を発していた。
自分でも不思議だった。
どうしてレンにありがとうって言ったのかが。
レンは不思議そうな顔をして私に問いかけてきた。
「何でありがとうなんだよ?」
って。
「何だかね、不思議な夢を見たの。………だからかな、レンが居てくれるだけで凄くほっとする。」
私は今日見た夢の事を全てレンに話した。
自分そっくりの国の王女の事。
レンそっくりの召使の事
ミクお姉ちゃんそっくりの女の子の事。
自分が殺されそうに一度なる事。
あとは………、
…………………………覚えているだけのキオクを私は全てレンに話した。
途中、レンが泣いてしまったり、私が泣いてしまったりしたけれど、話せることは全て話した。
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