鏡音レン 巡音ルカ 



【愛してない。】



(ルカ)
夕暮れ、日が沈む頃
金曜日の夜が 君との時間

着信なんて残さない
いつもメールで 「20時。」
それだけ。

(レン)
オレンジが、藍色に深まる頃
金曜日の夜が 君との時間

もうお決まりのメール
いつもメールで 時間指定
それだけ。

…いつもより早くない?

気のせいでしょ。

彼女には?

友達の家って言ってる。

悪い子ね。

いいから入れてよ。


扉に、鍵を掛ける。


【ルカ】
重なる身体 汗ばむ肌
揺さぶられる度 求められてるとわかる
愛してるなんて 嘘でも言わない
きっと求めてるのも 私の熱だけ

【レン】
交わる吐息 絡めた指
君が抱きつく度 求められてるとわかる
愛してるなんて 嘘でも言わない
きっと埋めたいのは 二人の寂しさだけ


(レン)
藍色も 漆黒も追い越して
カーテンの隙間から 光が射して

ベットにくるまりながら
君の後ろ姿を 眺めた
腕を伸ばす。

(ルカ)
まるで 何も無かったかのように
ただ、お互いの香りだけ 残る部屋

いつも通りの朝だった
あなたの腕が 私を
抱くまでは。

…どうしたの。

なんとなく。

甘えたいの?

違うよ。

じゃあ、なによ。

…別に。

僅かな、永遠。


【レン】
交わる以上に 安堵する時
呼吸が重なる度 焦がれてるとわかる
愛してるなんて 嘘でも言えない
だって焦がれてるのは 僕だけなんだろう

【ルカ】
深い沈黙 耳元の息遣い
腕が強まる度 溺れてるとわかる
愛してるなんて 嘘でも言えない
だって愛されるなんて 有り得ないんでしょう


【ルカ/レン】
胸が締まる 土曜の朝
別れ際ばかり 好き、が溢れる
愛してるなんて 言えるはずもない
だって二人が選んだ 綱渡りの恋


擦れ違いすら出来ない 片思い




ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【愛してない。】 鏡音レン 巡音ルカ

彼女持ちのレンと、浮気相手のお姉さんルカたん。
好きあってる癖に二人とも遊び慣れちゃったもんだから素直になれない。
この二人はなんか危険な香りがする。

ピュアレンも好きだけどチャラレンも正義だと思うんだ

閲覧数:276

投稿日:2011/05/21 10:33:34

文字数:790文字

カテゴリ:歌詞

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