【紅い双涙】

《サビ》見上げる空から幾筋も 
    数えきれぬほど雨が降る

    温かくも冷たいものよ 
    こんな私を清めておくれ



《A》すぐ近くでも遠くでも 硬い音がやむことはない
   色のおかしな長雨が あちらこちらを濡らしてゆく

《B》右から左 上から下へ 振り払うその瞬間に
   一際高い 音が響いて 希望ははじけ飛んだ


《サビ》ここから逃げても良いですか
    手の中に残る黒い柄(つか)
 
    未だ止みやらぬこの場には
    共に立ち上がった同胞(はらから)が・・・・・・



《A》あの喧噪が嘘のように 束の間与えられた時間(とき)  
   試されているのだろうか 震える足でも今ならば・・・・・・

《B》「逃げてください」 誰かが言った 「貴方には待つ人がいる」
   「それを言うなら、君もそうだろう?」 「みんなで帰ろうな」


《サビ》本当にすまない遠い人
    私を愛してくれた人
    
    必ず戻ると残したが
    私はもうここで散るとする



《C》本当は 全てが終わった後
   平和な世を 見たかったのだが・・・・・・



《サビ》折れた剣 鈍い刃で
    最後まで戦友(とも)を助けよう

    私はまだ戦えるのだ
    この足は逃げるためではない


《サビ》空を裂く雨が幾粒も
    数えきれぬほど目にしみる
 
    何も出来ぬ愚かだったが
    こんな私を清めておくれ


             みんなは無事で帰れたろうか・・・・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【紅い双涙】


何となくKAITOを考えながら書いてたのでそういうことで!

思いっきし戦場ですね
戦ってる最中に剣が折れてしまって、もう逃げてしまおうかと迷う
けれど自分よりも他の人を想う優しい仲間を見捨てることなど出来ずに
結局はその折れた剣で敵に突っ込んでいく

後は言わずもがなww

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投稿日:2009/07/03 06:40:23

文字数:679文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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