A
どれ位の時を刻んだだろう
僕はまだ砂時計の中
砂に溺れてしまわないように
必死にもがいている途中
B
あの日初めて君に会った時は
何も知らないのにどこか苦手だった
単純そうに笑ってバカな話をして
世間知らずに見えたんだ
C
太陽と月の心理テスト
最初の君は太陽のような人だった
いつからだろうその笑顔の裏側の
笑わない君を見つけた
D
水の無いプールで泳ぐ魚みたいに
笑わない君はいつも苦しそうで
空を飛ぶ魚を下から眺めて
いつも憧れていたんだろう?
S
僕は君へと物語を紡ごう
いつか君が寂しくなった時に
そっと傍に寄り添っていられるような
そんな温かい物語を
B
ある日ついに僕は気付いたんだ
君を手に入れたいと思っている僕に
でも君の作る陽だまりは僕だけじゃなく
ほかのみんなと同じもの
C
君のホントウのありかなんて
僕には見当もつかず届かなかった
固く閉ざされている重い扉の中
僕の知らない君が居る
D
灰色に汚れてしまったハトのように
ほんとの君はいつもないていたんだ
きっと平和の象徴だったあの頃に
戻りたかったんじゃないのかい?
S
僕は君へと物語を紡ごう
いつか君が動けなくなった時
そっと傍で支えていられるような
そんな優しい物語を
E
いつまでそんな所に居るつもりだい?
本当は君だってわかっているんだろ?
そんな所でうずくまっていたって
変化など訪れないって事
S
僕は君へと物語を紡ごう
本当はただの僕の我侭
僕は君に笑って欲しかっただけで
その為の物語なんだ
A
どれ位の時を刻んだだろう
僕はまだ砂時計の中
砂に溺れてしまわないように
必死にもがいている途中
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