奇声が交じる儀式は
温度が上がるばかり
比例を示す奇怪は
狂気と踊る正気

爛れる様を見ている
溶けゆく肉を煮詰める
妄想冴えて捗る
慈愛の咫尺と重ねる

種を増やし更に強く
声も出せず息も吸えぬ
境超える更に向こう
砂が跳ねて土が踊る
花は咲いて寸で消える
闇に映えて派手装う
光晒しの血目薔薇

昂揚滾り隠せず
抑えは利かず熱く
反比で盛る火種は
白から黒で笑止

行き着く先を見ている
定めの壁で煮詰まる
喧騒塞ぎ遮る
死線で始線を繕う

箍を外す使嗾の熱
企図も意図も神の御手か
浮かび残る意味を探す
骸上げる残り香から
遺戒描き思い残す
見えぬものを照らすように
迷いの影を打ち明かせ

奮い起こせ
放下し湯掻け
罪で結わい
油注ぎ狼煙上げろ
犠牲束で捧げ包め

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

閲覧数:54

投稿日:2015/04/11 01:55:59

文字数:337文字

カテゴリ:歌詞

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