五月雨を集めて頬伝う川の中を
泳ぐ眼に映るのは足元だけだった
頭を垂れたままで目を合わせることも無く
あなたが鳴らした鈴の音は聴こえなくなって

水溜まりに映る月も
あなたを照らしてくれてるのに

ずっと俯いているように見えたあなたの
白い顔が零す笑みを囲んだ蜘蛛
松蝉が鳴きだす頃後を追うように
空が泣きだしては思い出す翡翠の声

少し息を止めて耳澄ませて確かめるのは
いつまでも僕の中をせせらぐ傷の声
躓かないように踏み出す先睨みつけ
目の前に立つ壁を越えるのは諦めた

別に空を見上げなくても
水面に映る月が綺麗で

足元を照らす光を探すように
下を向くあなたの背を見つける度に
再び訪れる幸せを願う
言葉も届かぬまま心ごと流してく

走り梅雨に濡らされた髪を梳かす
指に踊らされて狂わされてもまだ
混じり気のない愛が僕の中から
引き摺り出せぬまま
別れ際に吐いた「またね。」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

街灯はただ直向きに。 歌詞

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投稿日:2025/07/04 20:51:44

文字数:391文字

カテゴリ:歌詞

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