永遠と老いをテーマに書いている小説をボーカロイドに設定を置き換えて書き直してみました。
現在置き換え途中ですので、投稿は遅くなります。
主演はミクちゃん、男の子役はレンくん…にしようと思いましたが、都合上がくぽになりました。

原作が多少重いお話になってしまったので
ミクは真面目さの中に怒気を孕ませて、がくぽは「パンツ何色?」というイメージで、主題は同じですが、別の物語としてスタートさせたいと思います。

元の自作小説はブログに載せていますので、そちらをご覧ください。URLはプロフィールかどっかに。


SYSTEM(仮題)

0.きっかけモノローグ
高校生活。それは少女にとってかけがえのない大切な時間でした。

━退屈だけれど授業を受けて、友達と何でもない雑談を交わして、友達には絶対秘密の男の子の子のことを考えて。趣味で始めたような歌唱クラブなんてのにも、たくさん仲間が集まって、毎日まいにち沢山の歌を歌えた。

一度、クラス委員の仕事でその男の子と二人で教室に残った時は、緊張して声すら出なかったけれど、ずっとこうしていられれば良いな、と思えた。

かけがえのない時間を過ごしていて、それが大切だと気がつけた私は幸せ者なんだろう。
でも何故、時間は止められないのだろう。
みんなは成長して、いずれ高校を卒業してしまう。でも私は成長、が出来ないの。身長だって伸びないし、ツインテールにしている髪だって伸びない


この高校生活が、私の青春が、永遠に続くと良いのに。それが、当時の私のささやかな願いのひとつだった。

 ━何でもないが故にかけがえがない時間の永続を願った少女は、ある日一枚のドアの前に立ちました。真新しいスチール製のドアに刻まれた「夕暮れ町」という名前と言葉。

 「永遠に変わらないことがあったら、貴方は羨ましいですか?」


ライセンス

  • 非営利目的に限ります

SYSTEM

自作小説のボーカロイド版。
置き換えで不自然で部分が目立ちますが、おいおい変更していきます。

閲覧数:256

投稿日:2010/03/16 11:01:52

文字数:779文字

カテゴリ:小説

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