麗しの君よ この身を捧ぐ
紅に染む 爪先を見やれ

月も恥じらう
夜更けは静か

恋は微睡み
束の間の夢の中
君の腕に抱かれ
綻んだ鳳仙花


君を想えば 舞い上がる心
甘い蜜を食む 乙女の吐息

星の瞬く
夜更けは愛し

恋は流離い
一目また一目よと
逸る私の胸
揺れている鳳仙花


綺麗に着飾る私
絹の衣は花弁
触れられたら弾けそう
抑えられない高鳴り


恋は儚し
それこそが美しい
今生きる私は
嗚呼 君の鳳仙花






うるわしのきみよ このみをささぐ
くれないにそむ つまさきをみやれ

つきもはじらう
よふけはしずか

こいはまどろみ
つかのまのゆめのなか
きみのうでにだかれ
ほころんだほうせんか


きみをおもえば まいあがるこころ
あまいみつをはむ おとめのといき

ほしのまたたく
よふけはいとし

こいはさすらい
ひとめまたひとめよと
はやるわたしのむね
ゆれているほうせんか


きれいにきかざるわたし
きぬのころもははなびら
ふれられたらはじけそう
おさえられないたかなり


こいははかなし
それこそがうつくしい
いまいきるわたしは
ああきみのほうせんか

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

鳳仙花

なおるさんのこちらの楽曲(https://piapro.jp/t/pduh)への作詞させていただきました!

閲覧数:275

投稿日:2018/09/19 16:59:16

文字数:495文字

カテゴリ:歌詞

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