麗しの君よ この身を捧ぐ
紅に染む 爪先を見やれ
月も恥じらう
夜更けは静か
恋は微睡み
束の間の夢の中
君の腕に抱かれ
綻んだ鳳仙花
君を想えば 舞い上がる心
甘い蜜を食む 乙女の吐息
星の瞬く
夜更けは愛し
恋は流離い
一目また一目よと
逸る私の胸
揺れている鳳仙花
綺麗に着飾る私
絹の衣は花弁
触れられたら弾けそう
抑えられない高鳴り
恋は儚し
それこそが美しい
今生きる私は
嗚呼 君の鳳仙花
うるわしのきみよ このみをささぐ
くれないにそむ つまさきをみやれ
つきもはじらう
よふけはしずか
こいはまどろみ
つかのまのゆめのなか
きみのうでにだかれ
ほころんだほうせんか
きみをおもえば まいあがるこころ
あまいみつをはむ おとめのといき
ほしのまたたく
よふけはいとし
こいはさすらい
ひとめまたひとめよと
はやるわたしのむね
ゆれているほうせんか
きれいにきかざるわたし
きぬのころもははなびら
ふれられたらはじけそう
おさえられないたかなり
こいははかなし
それこそがうつくしい
いまいきるわたしは
ああきみのほうせんか
鳳仙花
なおるさんのこちらの楽曲(https://piapro.jp/t/pduh)への作詞させていただきました!
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夏の終わりは 虫の鳴く声
鈴の音色が せつなく響く
秋気(しゅうき)感じる いつかきた丘
澄んだ涼風 体を抜ける
かすか遠くに 広がる景色
建物ひとつ 変わらぬながめ
ムクゲがしぼむ この時間帯
みずかけ草の 紅色の花
揺れている 今宵の影 月の空...月の空
まつお
今日もまた私は あなたを待っているの
ゆらり水を揺らし 一人揺蕩いながら
あなたがいない部屋で あなたの帰り待つの
いつものことだけど 寂しく感じてるの
覚えている限り 一番古い記憶
そこにあなたがいて 泳ぐ私を見てる
二人きりの部屋で 静かに時を刻む
ただそれだけなのに 満たされる気がするの
あな...水の中の魚【作曲:Lin様】
kai
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