心の臓を縫いつけて
この身の内に籠めてまえ
鳴き出すような弱さなど
眠りの底の底の闇
葬り去れや 己が手で

痛みも揺らぎも縫いとめて
ヒトガタの中に納めませ
流れ出す血もさもありなん
溢れ出るとて躊躇わず

掬い出すは相応しき日に
管の如き青の日と
滴るような赤き日に
癒しませうかその痛み
腹に納めんその悲壮

そして再び喪に服さん
黒き衣を纏う日々には
針の筵に傷つかぬよう
大事に仕舞ってさしあげよう
この身という名の棺の中に
納めて進ぜよう わが心

果たして終わりは来るのだらうか
永久に続くかこの巡り
欲しうござんす 終焉とやら

服喪に再生 血潮に活を
いずれ与えてくだしゃんせ

どうかどうかと願うより
目覚めるが良し 早々に

さあさ眠るか今日も亦
わが衣手を朱に染めたまま

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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とある女の語らい草

歌詞もどき、でしょうか。
一週間周期で繰り返される仮死と再生の語り草。

血塗れの心臓は弱いまま過ぎ行く時を過ごすのか
それとも変革をきたすのか。

どうぞお笑い種と嘲られますな。
是、本心故。

閲覧数:68

投稿日:2014/02/24 02:15:58

文字数:347文字

カテゴリ:歌詞

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