『over』/作詞　菜々
～作曲者募集してます～

ああ、ほら。
また僕は、

こんな事をして
後から振り返ってしまうんだ。

きっと…。

もっとやるべきことがあって。
もっとするべきこともあって。

知ってるくせに。

僕は自分を甘やかす。
再び。

あの時だって
そうだったじゃないか。

もう一度
あの苦しみを
繰り返すのか？

今だって
決して幸せではないのに。

それと加えて
辛い道を君は選ぶんだね。

昔の君の言葉を
ふと想い出す。

「そんな日もあったね」と、
少し微笑んでみた。

でも寂しかった。

だって隣にはもう…
君は居なかった。

誰のせい？

君のせい。
いや、僕のせい。

いつも中途半端に終わらせて
「また次から」って、

何度も何度も
繰り返してきたけど

満足した事なんて
一度だってなかった。

次、はもうないんだよ。
最後なんだ。

ねえ、

「それでもいい」
って言ってよ。

君が、今が、
楽しけりゃ…って

あの広く白い場所で
君の最上級の笑顔で見せてよ。

その笑顔は
まるで魔法のようだったんだ。

何でも許せた。
何でも信じれた。

「今の君のままでいいんだよ」

声が聞こえた気がしたんだ。

人から見りゃ、
「都合がいい」って
馬鹿にされるかもしれない。

だけど、

聞こえた。
絶対、君は伝えてくれた。

「大丈夫だよ」
「僕はもう逃げない」

また
君に甘えてもいいですか？
不器用なままの僕でもいいですか？

それでも君は
好きでいてくれますか？