A
花の蕾はまだ堅くて
凍える袖を君に寄せていた
二人赤い頬 触れたぬくもり
微睡みの中のあの景色
B
君がいなくなってしまうのなら
季節なんて廻(めぐ)らなくていいから
S
君がくれた白雪
手のひらでゆっくり融けていく
涙目になる私の
顔を見て微笑うの
その瞳が愛しい
君の深くに触れていたいよ
眠りにつく隣で
君を想う花になろう
A
かき集めた思い出の欠片
不安で重ねた言葉たちより
この手から芽吹くもの 色づくもの
いつだって気づかせてくれた
B
君がいなくなってしまうのなら
春なんか来なくていいから
S
君に触れた白雪
透き通って流れてゆく
余した想いの
置き場さえも知らずに
花の綻ぶ音がする
夢から醒めた気がしてる
この拙い手から
君を想う歌を贈ろう
C
何度季節が廻(めぐ)っても
まっすぐな想いのまま 私は
S'
君に降る白雪
いない街に積もっていますか
涙目になる私の
顔を見て微笑うの
隠れて泣く君の
深くに触れていたいから
私は何処にいても
君を想ってここにあるよ
逢いに行くから
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想