うしろにつづくながいみちを
あるいてきてなにがつかめたかな
なにもないなにもない
かぜがてのひらにふれてとおりすぎた

いつからだろういきることも
あしたがくることもいやになって
ひていしてひていして
きずだらけのこころをとじこめた

まわりもわたしをわすれているんでしょう
めもあわせてなどくれないでしょう
だからわたしはげんじつとうひして
めをめをかくしました

なにひとつもつかめやしなかった
いきたいとねがったしょうじょがわたしに
「そこをかわって」っててをにぎった
しばりつけられてはなれることもできずに
わたしはきょうもむかんしんで
こきゅうをしました

いつからだろうここにいること
かこをつくることもいやになって
にげだしてにげだして
みえないなみだひとつぶこぼれたよ

わたしのこえなんてとどかないんでしょう
みみにそうおんきこえないふりして
だからわたしはなにもないせかいへ
みみみみふさぎました

なにひとつみつかりもしなかった
しにたくないとねがったしょうねんへい
「こうかんしよう」ってじゅうをわたした
しばりつけられてつかむこともでにずに
わたしはきょうもむかんしんで
こきゅうをしています

こんなくらいうたなんて
だれもきいてやくれないんだろう
おもいなんてあざわらってさ

こんなひどいうたなんて
だれもきょうかんしてくれないって
むごんでさけんで

だれかにきいてほしいとねがった
だれでもいいからやさしくあたまをなでて
「つらかったね」ってだきしめてほしいんだ
ただそれだけで

それだけのために
わたしは