財布とウォ-クマンだけを詰めたかばんを肩に掛けて
これから来るであろう未来の結末に向かって旅に出る
旅の途中でふとに足を停め
旅の終わりを想像し
ココロを急かせ
気が付けば誰も居なくなり
電車に乗り込むタイミングを失えば
我が家で主を待つ
慣れた布団の暖かさを思う
安らぎを与え
実に儚い夢を妄想させ
一日に背負ったくだらないゴミを
一日に溜まったくだらない感情を
体重をかけて沈んだ分だけ吸収してくれる
旅の途中で歩みを止め
すっかり重くなったかばんを
肩から下ろし
無駄に増えた荷物を眺め
歩き出すタイミングを失えば
我が家で主を待つ
あの布団の暖かさを思う
安らぎを与え
実に儚い夢を妄想させ
一日で付いた汚れも
一日で変わったゴミのような自分も
全てを許し 全てを理解し 包んでくれる
当分家には帰らない
とことんまで落ちてみる
ならば
ドライフラワ-のように朽ちていく様を見られることなく
せめて刹那に枯れたい
風に任せた人生も
それもまた運命か
あがくも 任せるも
それもまた運命か
神のみぞ知る自分の終わりで
私が最後に見つめているものは何なのだろう
答えは あの遠い雲の中
当分家には帰らない
すっかり変わり果てた自分を
あの布団はまだ 待ち続けてくれているだろか
いつか疲れ果てて帰った自分を
あの布団はまだ 主と迎えてくれるだろうか
風まかせの人生
答えは あの雲の中
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