拝啓 青時雨越えた町は
きっと 茹だるような炎天下
メーデー 届いてますかなんて
小さく放った

干天の乾いたアスファルトも
じっと べたついた水道も
案外 悪くはないのかもね
って笑っていた

地球発快速の飛行列車
彼方 先の空はどんなのだろう
息を透かす病に飲み込まれて
静かに留まった星

夏空のスタア ああ何遍だって
ハロー オーバー オーバー
白霞む色に染まってしまった手に
オーバー オーバー

横切った蝉声 日陰探し
泡の抜けたサイダー
雲の隙間 ハロー きっと君は
無色透明な 夏に浮かんだまま

拝啓 鈴虫とチャイムの頃
そっと 灯る宵の明星に
案外 遠くは無いのかもねって
絵に空言の葉

第二速度 ノアのロケット
置いていかれるよって手を引いたんだ
露の間 暮れのか細い声
君は小さく首を振った ああ

星空の果て
解ってるんだって
飛程 電波の先も
君と見上ぐ空 二度と会えない景色

夏空のスタア
もう何回だって
ハロー オーバー オーバー
夕焼けの赤も 遠くなってく青に
オーバー オーバー

引き攣った 喘鳴 雫隠し
「またね」って渡すサイダー
雲の隙間 ハロー きっと君は
無色透明な夏に浮かんだまま

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

夏空へ、オーバー_歌詞

歌詞のやつです。

閲覧数:761

投稿日:2022/08/29 17:38:59

文字数:516文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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