それでも　君がいてくれたから

夢があった　少年も
うつむく　　少女も
皆落ちてく　愛憎無象
それでもいいさと　顔は笑うが
心のどっか　修羅の道

温もりが　だんだん遠くなって
色彩も　　だんだん薄くなって
人が人でいなくなって　モノクロアオハル
それでも

それでも　君がいてくれたから
灰色に溺れて
黒い朝も　白い夜も
愛してみるよ


赤のままの　信号機
凍りついた　交差点
とめどなく流れる　電脳世界
君のことなど　誰も覚えず
塵芥となって　消えていく

熱いのは　いつか冷めていって
積み上げた　ものは崩れてって
好きが好きでいなくなって　モノクロアオハル
それでも

それでも　君がいてくれたから
大空に溶けないで
黒い朝も　白い夜も
愛してみるよ


夜空の流れ星　すぐに燃えて消えたけど
輝きは心臓に　煌めいている


ひらがな歌詞

それでも　きみがいてくれたから

ゆめがあった　しょうねんも
うつむく　　しょうじょも
みんなおちてく　あいぞうむぞう
それでもいいさと　かおはわらうが
こころのどっか　しゅらのみち

ぬくもりが　だんだんとおくなって
いろさいも　　だんだんうすくなって
ひとがひとでいなくなって　ものくろあおはる
それでも

それでも　きみがいてくれたから
はいいろにおぼれて
くろいあさも　しろいよるも
あいしてみるよ

あかのままの　しんごうき
こおりついた　こうさてん
とめどなくながれる　でんのうせかい
きみのことなど　だれもおぼえず
ちりあくたとなって　きえていく

あついのは　いつかさめていって
つみあげた　ものはくずれてって
すきがすきでいなくなって　ものくろあおはる
それでも

それでも　きみがいてくれたから
おおぞらにとけないで
くろいあさも　しろいよるも
あいしてみるよ

よぞらのながれぼし　すぐにもえてきえたけど
かがやきはしんぞうに　きらめいている