業の輪廻 天地の反転 喪失の闇 
蠱惑に満ちた真夏の夜へと 飛び込む

踝切り裂く 張りつめた水面
揺蕩う眩惑に 身体燻らかせ

泥濘 微睡み 深紅の陽炎
きらきら舞い落ちる 琥珀の爪先

そんな優しい嘘で守るなんて
産湯掬う子供じゃない
光に目を伏せた振りをしないで
命尽き果てても 足掻いてよ

深い口付け 抱き合う二人を繋ぐ銀の糸
天から降りた救いの手の様 しがみつく

境界を踊る 裸足の裏側
艶かしいトワレ 振り掛けて洗う

醜く貪る 指先潰せば
転がる掌の上で 踊る蝶

嘯いた戯言 そうよ気紛れ
白い肌を泳ぐ波紋
消えない傷の様な印付けて
ピアノ線手繰って 絡め取る

甘い口付け 噛み付く二人を繋ぐ蜘蛛の糸
全て蝕む毒と知りながら すがりつく

そんな優しい嘘で守るなんて
産湯掬う子供じゃない
光に目を伏せた振りをしないで
命尽き果てても 足掻いてよ

瞳焦がして 溺れた空の果てを掴もうと
底から伸びた無数の手の様 忍び込む

深い口付け 抱き合う二人を繋ぐ銀の糸
天から降りた救いの手の様 しがみつく

甘い口付け 噛み付く二人を繋ぐ蜘蛛の糸
全て蝕む毒と知りながら すがりつく



かるまのりんね てんちのはんてん そうしつのやみ 
こわくにみちたまなつのよるへと とびこむ

くるぶしきりさく はりつめたみなも
たゆたうげんわくに からだくゆらかせ

ぬかるみ まどろみ しんくのかげろう
きらきらまいおちる こはくのつまさき

そんなやさしいうそでまもるなんて
うぶゆすくうこどもじゃない
ひかりにめをふせたふりをしないで
いのちつきはてても あがいてよ

ふかいくちづけ だきあうふたりをつなぐぎんのいと
てんからおりたすくいのてのよう しがみつく

きょうかいをおどる はだしのうらがわ
なまめかしいとわれ ふりかけてあらう

みにくくむさぼる ゆびさきつぶせば
ころがるてのひらのうえで おどるちょう

うそぶいたざれごと そうよきまぐれ
しろいはだをおよぐはもん
きえないきずのようなしるしつけて
ぴあのせんたぐって からめとる

あまいくちづけ かみつくふたりをつなぐくものいと
すべてむしばむどくとしりながら すがりつく

そんなやさしいうそでまもるなんて
うぶゆすくうこどもじゃない
ひかりにめをふせたふりをしないで
いのちつきはてても あがいてよ

ひとみこがして おぼれたそらのはてをつかもうと
そこからのびたむすうのてのよう しのびこむ

ふかいくちづけ だきあうふたりをつなぐぎんのいと
てんからおりたすくいのてのよう しがみつく

あまいくちづけ かみつくふたりをつなぐくものいと
すべてむしばむどくとしりながら すがりつく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

蜘蛛の糸【応募用】

こちらの作品に応募させて頂きました。
http://piapro.jp/t/MHXa

閲覧数:348

投稿日:2012/06/11 22:57:42

文字数:1,139文字

カテゴリ:歌詞

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