
指の先が割れて冷えた息を吸い込む
今日はまだきみのこと怖くなくて
笑い返す言葉はここに
背中合わせの向こうで揺れてるまつ毛に
どんな顔するべきか分からなくて
爪を気にしながら生きてる
もう少ししたら会いに行こうかなんて
いつか白いため息のせいで
氷が溶けたら
二人だけのための街をつくろう
水面に浮く月を
眺めながら「暑いね」と目を細めるのか
それとも逸らすのか
なんとなく嫌えればこのままでも
すんなりと終われる気がするのに
氷が溶けたら
二人だけのための街をつくろう
水面に浮く月を
眺めながら「暑いね」と目を細めるのか
それとも逸らしたら
二人だけのための街はしおれて
氷に閉ざされて
誰も彼もいなくなった昔々
指の先が割れて冷えた息を吸い込む
そんな時きみのこと思い出して
笑い返す言葉はここに
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ちいさな南極の上で
ボカコレ2025冬
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