古より伝ふ
空と森の誓ひし唄
壁画に刻まれし
穢れなき乙女の

右手にかざされた
優しく光る宝玉は
天つ空を導く鍵と成らむ

唄へ唄へ
永遠に響け
生命を繋ぎながら
踊れ踊れ
手を取り合って
儚き日々を恋ふ

旅人が求めし
古き文字の石板には
生け贄の乙女と
荒ぶる龍の火に

交わされた約束
穏やかな日々
束の間に
繰り返す争いの
幕が開く

唄へ唄へ
永遠に響け
生命を憂ひながら
踊れ踊れ
燃ゑつくまで
儚き人に問ふ

唄へ唄へ
永遠に誓え
この身が果てる日まで
踊れ踊れ
幼き日の
祈りが届くように

愛し君の名想ふ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

天つ唄

いのし課長さんの楽曲に作詞させていただきました。

閲覧数:172

投稿日:2019/05/23 22:59:17

文字数:262文字

カテゴリ:歌詞

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