A
はらはら　舞う花びらも
君が笑うから　楽しく舞う

ぽたぽた　落ちる雨も
君が泣くのを　優しく包む

B
もしも　眠れぬ　夜に迷いこんだ　時には
星も月も　そばに　いると　思い出して

S
例えば　今　君が手を伸ばすなら　虹だって
大空　舞う　鳥も翼を貸してくれる
迷わぬように

A
赤赤　震える樹々も
君の目暖めたくて　染まる

音なく　積もる雪も
君の心に　寄り添い眠る

B
もしも　誰かに　胸が痛んだなら
時には　涙こぼしてもいい
ひとりじゃないからね

S
例えば　今　君が叫びたいなら　闇だって
時間を　切り取って　隠れ家にしてくれる
味方だよ

例えば　今　君が望むことなら　何だって
叶うと　その　笑顔が教えてくれる
ほら　君を守るよ


ーー以下より、ひらがな全文ですーー

はらはら　まうはなびらも
きみがわらうから　たのしくまう
ぽたぽた　おちるあめも
きみがなくのお　やさしくつつむ

もしもねむれぬ　よるにまよいこんだ　ときにわ
ほしもつきもそばに　いると　おもいだして

たとえば　いま　きみがておのばすなら　にじだあて
おおぞら　まう　とりもつばさおかしてくれる
まよわぬように

あかあか　ふるえるきぎも
きみのめあたため　たくてそまる
おとなく　つもるゆきも
きみのこころに　よりそいねむる

もしもだれかに　むねがいたんだなら　ときにわ
なみだこぼしてもい　ひとり　じゃないからね

たとえば　いま　きみがさけびたいなら　やみだあて
じかんお　きり　とおってかくれがにしてくれる
みかただよ

たとえば　いま　きみがのぞむことなら　なんだあて
かなうと　その　えがおがおしえてくれる　ほら
きみおまもるよ