さよなら僕の中の8月

作詞:KUMICO
作曲:nao
唄:初音ミク

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見上げては 探した
流れる雲のうしろに
心ごと 守ってくれる
何かがあるんじゃないかって

伝えたい言葉は
端からにじんでくから
本当の気持ちなんて
いつかは 存在しなくなりそうで

透けて見えるなら
窓があったなら
開いて 気付いてもらえたかな

さよなら僕の中の8月
青と青を 繋ぐ空の透き間に
吸い込まれ 消える
“君はね ひとりじゃない” 聴こえた
誰かが今そっと めくる一枚
近づいた秋


手にしては 隠した
きれいなものは包んで
傷ついて 変わってくのを
目にすることがただ怖くて

だから夢 持っても
温めているばかりで
入口見つけ出せず
いつでも 出口の前で過ごしてた

臆病でもいい
泣いてもいいよね
そのあと 自分で立てるのなら

さよなら僕の中の哀しみ
羽の音が 遠く遠くなるほど
澄んでゆく けれど
曇ったままの景色の奥に
与えられる 暖かさがあるなら
ここからは強さに

ひとかけらのための明日
ふたかけらのための明後日
未来へと続いてゆけるように
文字を浮かべて 声でなぞって

“さよなら僕の中の8月”
白と青を 繋ぐ空の透き間に
吸い込まれ 溶けて
眩しい 光となり 降り出す
出逢えたんだ 流れる雲のうしろ
探してた 何かに

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さよなら僕の中の8月

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投稿日:2020/10/11 21:20:02

文字数:580文字

カテゴリ:歌詞

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