「静かな画面の向こうで誰かの人生が動いた」
深夜二時
青白いモニターの光だけが
静かな部屋を照らしていた
打ち込んだ言葉は
誰かの明日を変えるだろうか
そんなことを考えながら
冷めたコーヒーを飲み干した
既読もつかないチャット欄
でも確かに
この世界のどこかで
誰かが未来を探してる
静かな画面の向こうで
誰かの人生が動いた
見えない鼓動を感じながら
僕らは夜を繋いでいく
派手な言葉じゃなくていい
不器用なままでいいから
たった一行の優しさが
遠い街の誰かを救う
雨上がりの駅前
濡れたアスファルトに映るネオン
帰り道の風は少しだけ
昨日より柔らかかった
上手くいかない日もある
言葉が届かない夜もある
それでもまた
画面を開いてしまうのは
きっと信じているから
人と人は繋がれるって
小さな光でも
暗闇を照らせるって
静かな画面の向こうで
今日も誰かが笑ってる
会ったこともないその声が
胸の奥をあたためる
夢みたいな話じゃなく
現実の中のぬくもりを
僕らは仕事と呼びながら
本当は愛を探してた
朝焼けが街を染める頃
閉じかけた瞼の奥で
「ありがとう」の文字だけが
星みたいに浮かんでいた
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