※注
 wowakaPさまの「アンハッピーリフレイン」を聞いているうち
 頭の中をぐるぐるし始めた自己解釈です。
 吐き出したくて仕方がないのですがPV作る技術もないので小説で。
 多少の流血表現がございます。妄想も暴走しております。ご注意をば。
 読んだ後の責任は負いかねます。





悲しい悲しいと泣き叫ぶ。
忘れたくないのだと。
触れて、いたかったのだと。
 
 
でももう、私たちは“一緒”になってしまったの。
 
 
 
 
「よく泣く元気な子ね―――生まれてきてくれて、ありがとう」
 
 
 
 
 
私、幸せ、と。
甘い笑顔を浮かべる、ハートの女王によく似た、けれど彼女よりも年を重ねた女性。
その隣で、蛙の王様によく似た、けれど彼よりも年を重ねた男性が笑う。
 
 
 
 
―――人生は素晴らしいものだ、“ハートの女王”。
 
 
 
 
ああ。
これがしあわせだと、あなたはいうのか。
 
ちがう。いったのは、わたしだった?
 
 
この絶望もいずれはとけてきえてゆく。
重なり合う記憶と、薄れてゆく思いの中で。
 
でも、わたしは泣き叫ぶ。
わたしの幸せはここでおわり。
 
 
 
 
あなたがどれだけ、これをしあわせだといっても、
わたしのしあわせはここでおわったのよ、いとしいひと。
 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

アンハッピーリフレイン 自己解釈してみた【05】【完】

読んでいただいてありがとうございました!
 
世界観よくわからん人は続きでネタバレってます。

閲覧数:807

投稿日:2011/05/13 09:08:56

文字数:562文字

カテゴリ:小説

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