蒼い瓶に入れた 宛名の無い手紙
詞(ことば)に置き換えて 哀しみを忘れた

涙を肥料(えさ)に 珊瑚を咲かせ
この迷夢(めいむ)で思い描かれた物語(おとぎばなし)が 虚構を恋(こ)わす

"わたし"を映す鏡の中には 誰もいない


蒼い硝子(ガラス)の欠片(かけら) 亡くされた珊瑚の瞞(まやか)し
饒舌な手紙の詞(ことば)を 溶かして
圧し瞑(つぶ)されてしまいそうな 波紋(なみ)を拡(あ)げる

歪められた心の傷痕(あと)は 癒えない
だからきっと 欠如(か)けている"もの"は『 』

"わたし"を映す鏡の前には 誰もいない


何もない もう此処には誰もいない

ざらつく声が聴こえる

「"わたし"はどこに...?」

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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  • オリジナルライセンス

La Mersonnalite

http://nico.ms/sm17201734

『La Mersonnalite』は、フランス語の「La mer (海)」と
「La Double Personnalite (二重人格)」の造語です。

■音 & 詞 : 紅松 弥知 http://nico.ms/mylist/30847434
■絵 : 音治 (おとはる) http://p.tl/i/25669369

※ 3月14日
まことに勝手ながら表題を一部修正させて頂きました。
本来は、最後の「e」にアクサンテギュが付き「é」となります。
ご迷惑をお掛けして、大変申し訳ございません。

閲覧数:810

投稿日:2012/03/16 23:01:33

文字数:328文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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