ティア -春告げの桜-
冬が終わり、春が目覚める
季節巡る【風】が吹いた
桜、今年も咲き誇る
満開の花を見上げて
「今年も君に会いに来たよ」
不満そうな彼女の横顔
桜の木の下で一人
寂しそうに佇んでいた
目覚めた春の精霊は
誰かを探し、空を見上げた
春を告げた桜の花びら
ひらりひらりと空を舞う
ああ、けれども、まるでそれは
君の流した涙
サクラ、サクラ、散り行く欠片
花びらに乗せた彼女の声
--会いたいの、会えないの
春告げの君に涙は似合わない
サクラ、サクラ、繰り返す季節
けれど、彼女は春しか知らない
彼女の側にいた白い彼は
いつまでも姿見せることなく
眠る私の側に確かにいた
目覚めた時に消えてしまった
ねぇ、どうしてどこにもいないの?
私はあなたに会いたい
桜は今日も咲き誇り
彼女は今日もその場で踞る
「私が会いたいのはあなたじゃない」
……君は毎年笑わないね
花咲かぬ頃に出会った
春の隣、寄り添う白い彼
叶わないと知っているから
彼は「会いたい」と口にしない
精霊が見えたとしても
巡り会わせることは出来ない
繰り返される季節を
私はただ見守るだけ
サクラ、サクラ、咲き誇る夢
白き季節に思いを馳せて
けれど、それは叶わぬ夢
私はただ、花びらを散らす
サクラ、サクラ、君に会えない
ねぇ、白き季節、君がいた
冷たくて温かいぬくもり
こんなにも覚えているのに
君は知らない、彼の眼差し
いつも消え入りそうに小さく笑う
「望めばいいのに」、そんなことを
冬の季節に思ったの
眠る君の隣で
優しく笑って彼は言った
--僕は目覚めた君に会えない
--だから、彼女にこれを渡してくれないかな
冬と春、二つの季節
季節は巡れど、巡り会えない
けれど、何か残せたならと
差し出した彼からの--贈り物
サクラ、サクラ、満開の花
桜舞う中、白き雪が舞った
彼女はその中でやっと
笑ってくれた気がしたの
君が残した白い欠片は
私の知る確かなぬくもり
あなたに「ありがとう」を届けたい
「私は今年も咲かせたよ」と
君に届いて、私の季節
春告げの桜よ、咲き誇れ
【重音テト・鏡音リン】ティア -春告げの桜-
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