かじかんだ指
白く広がる吐息
私の隣、誰もいない
寒空の下ひとり
何かを期待して
ホームでひとり待っていた
雪は降らずに
ただ曇り空が
私の心を示していた
Ah マフラーを巻きなおし
君が来ると信じて
小さな願いがこの胸に溶けていって
氷の結晶みたいに儚く散っていって
「すべてが夢ならいいのに」
呟く曇天の下
誰一人いない
静まりかえったホーム
君はきっと来ないだろう
初めから分かってた
君がいなくなること
なのに今も期待してる
終電が過ぎ
灯(あか)りが消えて
私を孤独に追い込んで
Ah 溢れ出る涙をふき取って
前を見つめ
寂しさを噛み殺し忘れようとしたけれど…
雪の結晶みたいにふわりと溶けていって
「すべてを忘れられたら…」
零れる願いの唄
初めから分かってた
君が戻らないこと
そう聞かされていたから
来ないと思ってた
でも背中越しに伝わる人肌のぬくもり
大好きな君の声が優しく聞こえてきて
泣きながら必死に言った
「おかえり…!」
ただ一言
舞い散る雪の中で
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