冬が終わる頃　風に揺れる花
春の音(ね)が響いてる　この町で

道端　咲いていた　あの花は何色？
何度も　見てるのに　何度も　忘れてる

戦い敗れては　挑戦の連続に
何度も　挫折して　そして　立ち上がって

汽車の車窓から　仰ぐ空は青
どこまでも広がった　
大空の先　何がある？　
翼　背に付けて
見てみたい　地平線向こう側　

今でもあの夢を　時々思い出す
そのたび　諦めた　自分が嫌になる

あの日に戻れても　今は変わらないよ
「昔は良かった」はただの世迷言（よまいごと）だ

いつか　いつの日か　胸に秘めていた
想いを　打ち明けたい　
忘れられない　夏の恋
胸の片隅に　1人で抱えながら　思い出す

寒さで枯れた花　雪に埋もれていた
いつかは咲き還る　淡い紫色　

ある日気づいたら　僕はここにいた
どこから来たのかさえ　わからないけど
道はある　僕のための道
進んだらわかるはず　信じてる

晴れた春の朝　風が吹いている
草原に枯れている　希望の花が
また咲いた　遠いあの街で
花びらが見つめてる　海と空