傾けたグラスの中を
今日も 星が満たしてゆく 
夜空を見つめて ただ独り
「誰か」を想う

あと少しすれば あなたは
微睡(まどろ)みの花を片手に
ゆっくりと現れる

夢が醒めたら また離れ離れ
ひとときの温もりを 重ね合い……

淡く揺れる 月のドレス
纏いながら 近づいたら
瞳にとどめた 涙ごと 
ねぇ 受け止めて

絡ませる 小指のすき間
流れ星の子どもたちが  
無邪気に 夜空を駆けて笑う

空(から)になる 二つのグラス
砂時計は 残りわずか
訪れる目覚め
鳥たちの寝息は 消える 
 
あと少しすれば あなたは
微睡みの花を手放し
つかの間の 旅に出る

夜が明けたら また離れ離れ
ひとときの温もりは風のよう……

朝焼けの橋の 向こうへ
あなたが 歩き出す前に
こぼれ落ちてゆく 涙ごと
ねぇ 抱きしめて

残された足跡に まだ
夢うつつの 甘い香り
きっと明日(あす)も 逢えると信じて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夢逢い【採】

投稿用→https://piapro.jp/t/qpcM

【設定】
夢の中でしか会えない恋人、みたいなイメージ。
女性側が夢の世界に住んでいて、眠りにつく男性を待っている……という感じです。

曲が素敵なので、ロマンチックな想像が膨らみました。

閲覧数:778

投稿日:2024/04/24 07:02:12

文字数:404文字

カテゴリ:歌詞

  • コメント1

  • 関連動画0

  • 歌詞設定作品1

オススメ作品

クリップボードにコピーしました