いまからいっせーのせで距離が墜ちてきて
またたき僕のこと、忘れられるとしたら
ねえ
夜を超えてしまう
この体は僕に重すぎる
何故か息は湿る
この鼓動が刺さる
先が見えなくなる
今、髪が揺らいで風を切る
意味を決めてしまうのはやめて
変わるかたちをあぶるように"嫌い"を連ねてる
このままずっと隠してたいの。どうか、いつまでだって咲かないように。明日がいっそ来なけりゃいいな。そうだ、そうすればきっと痛くはないや。
重りを削いで喘いだ蝶は、飛び立つ。寄せては返すうねりの前に、その身捩って焼かれるように、はばたく。傷つく翅が寂しく綺麗。
息をひそめ僕はじっと誰もいない場所になって、これは僕のための情景。奇跡はなくても。
夜は朝が溶かす
この命は僕に軽すぎる
何故か息は湿る
あの鼓動は見えぬ
影が見えなくなる
今、枷が揺らいで堰を切る
意思、置き捨てていくのはやめて
ガラスの中で泳ぐ金魚
言葉に釣られてる
このままずっと隠してたいの。どうか、いつまでだって咲かないように。明日がいっそ来なけりゃいいな。そうだ、そうすればきっと痛くはないや。
重りを削いで喘いだ蝶は、飛び立つ。寄せては返すうねりの前に、その身捩って焼かれるように、はばたく。傷つく翅が寂しく綺麗。
欠けた言葉、刺さるように繋いだ場所が色づいて、美しいから怖くなって、それでも生きて
手と手を取るための孤独がいつか神すら悲しませるだろ
そうだろ
いまからいっせーのせで距離がほどけたら
あなたに触れる度、軋むほど遠いから
これから一生抱いていける傷ならば
君にも僕のこと、みえているのでしょうか
ねえ
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