小さな広場には予感と期待が渦巻いて   
色とりどりに揺らした鮮やかなリボンの海

白い玉兎の瞳は螺鈿(らでん)細工の真珠色
極彩色キラキラ、舞台を染め上げる
舶来品のブローチ、素馨(ジャスミン)の香水をふって
今日だけは自分から他人の匂いがした

さあ、踊れ、音に合わせ
存在を確かめるように
手をつなぐ必要はない
おもいおもいに騒ぎ合おう

時計塔の文字盤は夕日に照らされて光る
短いこの永遠は幕が閉まるまで続く

知らない場所で生まれ育った私達はいくつも
違うものをそれぞれ持ち合わしてはいるけれども
同じものを見て、同じものを聞いて、同じ時間を
過ごしている、それだけで私達は十分だろう。
小さな物語の中を生きようよ

さあ、歌え、音に合わせ
存在を確かめるように
今ここが夢であるなら  
現実を裏切ってもいい

さあ、踊れ、音に合わせ
存在を確かめるように
手をつなぐ必要はない
おもいおもいに騒ぎ合おう

探してたこの風景を
何処にもないと思っていた
洋燈(ランプ)の灯が消えるまで
おんなじ夢を見てようよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

独りじゃない場所

独りじゃない場所の歌詞

閲覧数:3,432

投稿日:2020/09/29 22:46:20

文字数:460文字

カテゴリ:歌詞

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