もうひとつのもの
詞：斧馬凸平　　曲：ぬまたようじ

様々な事物が街なかを動いて混ざり合う
それは光に照らされてこの眼に見えている

君の言葉に君の気持ちは伴っているの
僕が捉えた事柄に間違いとか無いの

今僕の頬を伝う涙はどこから来たのだろう
光の裏に影がある　でも、歩まなくては――
笑う君の顔そのまま露わになったものなのか
そう思う僕は悪しき人　そして時はまた廻る
きっと影は形を変え消える

各々の事物を疑って疑う　それが、僕
それでもまだ　薫る花、波音―― 魅せられて

時に言葉や感情やこれまでの記憶を
全て消したい　そう望む事が僕にもある

これからも僕は様々な出来事が起こる中で
嬉しさも辛さも抱く　それは避けられない
嘘の笑顔とか耐えられず流れてくる涙とか
可能であれば見たくはない　
そして時はまた廻る

あらゆるものを見通せる魔法が欲しい
でも知らないままで良い事　それも有って――

影の世界に葬られてしまった事物を
後でわざわざ掘り返すのに正義はあるの

もう生きる事に疲れてしまったと零している君に
僕は何が出来るのだろう　ただ立ち尽くすだけ
でもその姿はまるで無関心なのと同じだ
動かぬ僕は悪しき人　そして時はまた廻る
きっと影は形を変え残る

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ニコ動 https://www.nicovideo.jp/watch/sm44416895
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