「愛されるのが怖いから
君とは扉越しでしか会わないよ」
熟れた果実に溢した音は
埋もれて花にはなれなかった
本物の温もりが怖いから
一輪花瓶に咲いた造花
散ることのないその永遠が
花をより一層美しく咲かす
「きっと好きになっちゃうから」
自分に目隠ししたいと言うのです
生きる為には愛することを
やめられないのが許せなくて
信号を誤って送り込み
偽る誰かを重ねていた
儚く笑うあの一輪花
僕をより一層責め立てた造花
楽園の空想は温かい
一羽の小鳥はそっと果てた
そんなことさえ気付かないまま
花に今日もまた水やりをします
本物の温もりが怖いから
偽物抱えて眠る
散ることのないその永遠は
ひとりぼっちを酷く際立てて
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