【松葉牡丹】

Ａ’

春になり　お別れして
新しく探してる居場所

Ｂ

弱い部分がある　そこを補い　種　蒔いてた　
少しずつでもいい　人の三倍　頑張るだけ

Ａ

疲れ果て　すぐ眠りに
続けても　日々　変化見えず

変わりだす　その可憐さ
周りだけ　なびかせる息吹

＜小間奏＞

Ｂ

不意に芽が出たから驚く余り微笑んでた
空に何処まででも響く歌声　届かせたい

Ａ

期待とか希望を乗せ
表情を変えさせてあげる

穏やかに緩やかにね
幸福が膨らんだ蕾

＜間奏＞

Ａ

舞い降りた天使みたい
最初なら考えられない

春に会い　夏　仲良く
根付いてる寛大な陽射し

Ａ

届けたい　この気持ちを
一日に一輪の命

おどけてる　その無邪気さ
日々　浮かぶ　終わらない空へ

Ａ”

萎む今　暮れ行く今日
サヨナラと切なさと共に

次の日も朝陽を浴び
新しい一輪を咲かせ今日も歌う


＜ひらがな仕様＞


【まつばぼたん】

Ａ’

はるに　なり　　おわ　かれして
あた　らしく　　さが　してる　いばしょ

Ｂ

よわい　ぶぶんが　ある　　そこを　おぎない　たね　まいてた　
すこし　ずつでも　いい　　ひとの　さんばい　がん　ばるだけ

Ａ

つかれ　はて　　すぐ　ねむりに
つづ　けても　　ひび　へんか　みえず

かわり　だす　　その　かれんさ
まわ　りだけ　　なび　かせる　いぶき

＜小間奏＞

Ｂ

ふいに　めがでた　から　　おどろ　くあまり　ほほ　えんでた
そらに　どこまで　でも　　ひびく　うたごえ　とど　かせたい

Ａ

きたい　とか　　きぼ　うをのせ
ひょう　じょうを　かえ　させて　あげる

おだや　かに　　ゆる　やかにね
こう　ふくが　　ふく　らんだ　つぼみ

＜間奏＞

Ａ

まいお　りた　　てん　しみたい
さい　しょなら　　かん　がえら　れない

はるに　あい　　なつ　なかよく
ねづ　いてる　　かん　だいな　ひざし

Ａ

とどけ　たい　　この　きもちを
いち　にちに　　いち　りんの　いのち

おどけ　てる　　その　むじゃきさ
ひび　うかぶ　　おわ　らない　そらへ

Ａ”

しぼむ　いま　　くれ　ゆくきょう
さよ　ならと　　せつ　なさと　ともに

つぎの　ひも　　あさ　ひをあび
あた　らしい　　いち　りんを　さかせ　　きょうも　うたう