屈すぎる平日を
全うして満悦至極
現実からログアウトして
ランラランラ リンタッタ

センサ確認 感度は良好
ゆがみ正してキャリブレーション
たまりたまったライアビリティも
リンラリンラ ランタッタ

とびきりオシャレをしよう
表情チェックも欠かさずに
ちょっと背伸びをしたなら
セカイへJoinしよう

それは刺激的な
バーチャルリアリティ
仮初めの街 その一画で
君が待ってくれてた

そこは何もかもが
綺麗だと思えた
空を泳ぐイルカの群れが
街に明かりを灯した

街は賑わい行き交う人は
千差万別十人十色
ノイズ混じりの音楽が鳴り
ランラランラ リンタッタ

今日は祭りだ何でもござれ
君の手を取り歌って踊ろう
永遠に思える長い夜が
リンラリンラ ランタッタ

むかしむかし 世界には
天井も壁もなかったらしい
朝も夜も絶え間無く
セカイは表情変えて

それは幻想的な
バーチャルリアリティ
世界が失くした星空を
僕らに見せてくれた

本でしか見たことない
たくさんのセカイが
今宵居なくなる僕たちを
優しく包んでくれた

君と歩いたこの道は
君が存在したセカイは
本物じゃなかったとしても
本当だったから

二人肩を寄せ合い
静かに目を閉じた
「最高だったね」と呟く君は
少しいい匂いがした(気がした)

それは感傷的な
バーチャルリアリティ
空を泳ぐイルカの群れが
街の明かりを落とした

最高すぎる終末を
全うして満悦至極
二人過ごしたセカイを
あの日と同じ灯が照らした

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

しゅうまつ☆VR

閲覧数:338

投稿日:2019/07/26 04:39:57

文字数:641文字

カテゴリ:歌詞

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