「あら、雅彦君、おはよう」
 「ルカさん、おはようございます」
 「雅彦君、コーヒーでいいわよね?」
 「はい、MEIKOさん、お願いします」
 「MEIKO姉さん、私もコーヒー」
 「分かったわ」
 キッチンに来た雅彦とミク、朝食の準備をしていたのはルカとMEIKOだった。早速MEIKOからコーヒーが八割ほど入ったカップを受け取り、残りに牛乳を入れて、レンジで温める。その間にルカが雅彦とミクの分の朝食を用意した。レンジで雅彦のカフェオレが温まると、雅彦がカップを出す代わりにミクが同じくコーヒーの中に牛乳を入れたカップをレンジで温めだした。席に座ると、ミクが席につくまで待つ雅彦。ミクもカフェオレが温まると同じく席についた。
 『いただきます』
 そういって朝食を食べ始める雅彦とミク、すると、二人の次にKAITOが起きだして来た。
 「みんな、おはよう」
 「おはようございます」
 「KAITO、はい、コーヒー」
 「ありがとう」
 KAITOはそのまま席について、雅彦とミクが朝食を食べるのを見ていた。
 「雅彦君は今日は早いね」
 「はい、今日はうちの研究室に一人来るので、その紹介を研究生にしないといけませんから」
 「ふーん」
 話していると、ルカはKAITOの分の朝食の準備ができたようだった。
 「はい、KAITO兄様、朝食の準備ができました」
 「ルカ、ありがとう」
 そういいながら食べ始めるKAITO。三人が朝食を食べていると、今度はレンが起きて来た。
 「おはよう」
 「レン、おはよう」
 「はい、コーヒーよ」
 「ありがとう、めー姉」
 そういってレンもコーヒーが半分入っているカップの残りに牛乳を入れてレンジで温める。ルカがレンの分の朝食を準備すると、すぐに食べ始めた。そうこうしているうちに、リンが起きてくる。
 「みんな、早ーい」
 「リンが遅いだけだよ」
 「良いじゃないの、別に、今日は朝早くないんだし」
 「ほら、リン、コーヒーよ」
 「めー姉、ありがとう。牛乳、牛乳、っと」
 レンと話しているリンにMEIKOがコーヒーを渡す。やはりカップの残りに牛乳を入れ、レンジで温め始めた。そうしているうちに、雅彦は朝食を食べ終えたようだ。
 「ごちそうさまでした」
 そういって、自分の分の食器を流しに置き、洗面所にいって身だしなみを整える。そして部屋に戻って大学へいくための準備を始めた。小ぶりのリュックに荷物を放りこみ、背負う。
 「それでは、行ってきます」
 『行ってらっしゃい』
 そういわれ、雅彦は家を出た。
 雅彦は歩きながら、周囲の光景を見ていた。いつもと変わらぬ風景である。雅彦はミクと一緒に暮らし始めてから、もう長い間、この道を歩いていた。そうしているうちに、雅彦は大学についた。大山北大学。アンドロイドの研究において、日本、いや世界の中で重要な位置を占める大学である。雅彦は自分の部屋のある建物へと入っていった。

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初音ミクとパラダイムシフト4 1章2節

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投稿日:2017/03/08 20:57:27

文字数:1,237文字

カテゴリ:小説

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