何もかも諦めて笑いたい
世界の終わりみたいな世の中
手を差し伸べることすら躊躇(ためら)う
亀裂だらけ 崖の向こう

暗い表情と擦り減った靴
ずっと終わりを待っている君は
「新しい季節なんていらない」
色褪せた花びら踏み

終わりかけ 壊れかけ 全盛期はおしまいなのか
手を伸ばすのが怖いから睨みを利かせて

狂ったように舞う 小さな桜色
眩しい光に目を閉じ涙こぼれ
愛していたはずの いつか見た景色も
同じように想うことが出来なくて


憂鬱なくらい晴れ過ぎた空
「桜が綺麗だね」なんて茶番?
春に終わりを待っている君は
いつかに囚われながら

だけど日々は流れ巡り 後ろには戻れないよ
遅すぎる歩みでも 少しずつでも前へ

新しい毎日 手を伸ばしてみてよ
同じ日は二度と来ない 囚われないで
苦しさに喘いで 泣き喚いたことも
あったねと笑える時が来るように

変わりゆく花色 目まぐるしい日々を
必死に生きる毎日が新世界だ
風に抜かされても 休み休みで良い
たまには止まって桜でも見ながら




ーー平仮名ーー


なにもかもあきらめてわらいたい
せかいのおわりみたいなよのなか
ておさしのべることすらためらう
きれつだらけ がけのむこお

くらいひょおじょおとすりへえたくつ
ずうとおわりおまあているきみわ
あたらしいきせつなんていらない
いろあせたはなびらふみ

おわりかけ こわれかけ ぜんせえきはおしまいなのか
ておのばすのがこわいからにらみおきかせて

くるうたよおにまう ちいさなさくらいろ
まぶしいひかりにめおとじなみだこぼれ
あいしていたはずの いつかみたけしきも
おなじよおにおもうことができなくて


ゆううつなくらいはれすぎたそら
さくらがきれいだねなんてちゃばん
はるにおわりおまあているきみわ
いつかにとらわれながら

だけどひびわながれめぐり うしろにわもどれないよ
おそすぎるあゆみでも すこしずつでもまええ

あたらしいまいにち ておのばしてみてよ
おなじひわにどとこない とわられないで
くるしさにあえいで なきわめいたことも
ああたねとわらえるときがくるよおに

かわりゆくはないろ めまぐるしいひびお
ひいしにいきるまいにちがしんせかいだ
かぜにぬかされても やすみやすみでいい
たまにはとまあてさくらでもみながら

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新世界

Sorutoさんの楽曲に応募しました。
https://piapro.jp/t/8liw

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投稿日:2024/03/12 03:03:07

文字数:979文字

カテゴリ:歌詞

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