夏葛の

夏が来た? 束の晴れを浴びてれば
何か許されたような気が 孤独搔き消されたような気が
藻掻き消えないで青を食む
解は何? 息していたいだけだが
晴れた日の太陽取っちゃえば 私の心は快晴だ
青い空だけが残ってる

その道は雨だったから 初めて踏まれた道
雨が降った後の空(くう)は 蝉の声が降った

私の心は快晴と同じなのに 君はどうして何もないだけの青を
イヤホン越しにうずめていたチャイムに 空いた席を埋めた 類推吐いたのに


近頃近くの地下活動 来た道帰ってきた稚気が
平らげたけたけた笑った 楽しそうに跳んでいた

その日々は雨だったから 呆れて疲れた日々
朝が咲いた後は愛か 自分のための愛だ

明日の天気はくもり後の雨で 「霧がすごくなる。」ってそう思うんだ
それでも折り畳み傘差しさえすれば 濡れたカバン抱えた 体裁欠いたのに


夏が来た 束のくも間を覗いてる
夏が来た 絶えぬ九夏

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

【夏曲】 夏葛の (曲募集)

夏葛の/信月律向

夏葛の は短歌や俳句に用いられる枕詞です。絶えぬ が続きます。

夏に対して嫌なイメージを持ちつつも、どこか期待している。そんな詞です。


曲募集中! 連絡くださると喜びます

閲覧数:74

投稿日:2022/07/27 09:09:35

文字数:405文字

カテゴリ:歌詞

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