キミのことを全部知りたかった
あの娘より一つでも多く
もっとたくさん知りたかった
あの娘に負けたくなかったから

だけどどれだけキミのことを知っても
キミは私を見てくれない
幼馴染のあの娘の前で見せる笑顔は
私の前では見せてはくれないの

ねえどうして?
あの娘と私 何が違うの?
教えてよ
どうしたら 私を見てくれるかを


たくさん たくさん知りたくて
少しでもキミに近づきたくて
キミの理想に合わせた
髪の短い女の子が好きだと
キミは笑って私に告げた



春がきて一枚の手紙を渡された
人生初のラブレターを
けれどちっとも嬉しくないの
私の中にはキミしかいないから

「考えてください」と言われても
私にはキミがいるから
どんな素敵な言葉が並べられてても
キミの笑顔には敵わないから

ねえどうして?
あの娘より 想ってるのに
教えてよ
どうしたら この想いが届くかを


たくさん たくさん言葉を並べた
真実を知ってもらいたくて
キミの好きだと言った
理想の髪の短い女の子はね
やっぱりあの娘だったの



卒業したら忘れられるって
そう思っていた
だから早く卒業したかったのに
それなのにキミは―――



たくさん たくさん知りたくて
少しでもキミに近づきたくて
キミの理想に合わせた
髪の短い女の子が好きだと
キミは笑って私に告げた

たくさん たくさん言葉を並べた
真実を知ってもらいたくて
キミの好きだと言った
理想の髪の短い女の子はね
やっぱりあの娘だったの


下駄箱に置かれた小さな紙切れ
それを握りしめて
今からキミに
想いを伝えます

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

キミの理想

幼馴染がいる男の子に恋をした女の子をイメージして書きました。

閲覧数:140

投稿日:2013/07/23 00:50:55

文字数:681文字

カテゴリ:歌詞

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