忘れるはずもないあの季節
一年前 花火が彩ってた
豪快な音と共にあがくくせに
儚く散る大輪の花

その下で僕ら二人
手をつないで 向い合えば
君がはにかむように笑ってた
もうあの日は戻らないね

いつでも そう君が笑うから
僕は強く生きてこられた
だから 泣きそうな君の顔を見ると
挫けそうになるんだ

涙流す君の表情をかき消す力があったなら
君をシアワセにできたかな
手放さなくてもよかったかな

明日になればもう隣 温もりも何もなくなるよ
君を想った鮮やかな思い出が
何故か熱く胸を焦がしていく


鳴き散らして騒ぐセミたち
『誰を想って鳴くのかな』
遠い目して言った君の顔
今でも綺麗に思い出せる

いつかはみな 消えゆく命
誰でも 最後別れていく
早いか遅いかの違いなら
できるだけ遅く 長く共に……


涙流す君の表情をかき消す力があったなら
君をシアワセにできたかな
手放さなくてもよかったんだろうなあ

明日になればもう隣 温もりも何もなくなるよ
別れぐらい笑おう ああ でも
僕は無理して笑ってる

結局僕ら 涙の別れ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

夏に散る恋

季節はずれもいいところだろ……。と、突っ込みは置いておき。
花火やセミは儚いものだと、真っ直ぐとらえてみました。
ミクが歌ってくれたらいいね。

閲覧数:43

投稿日:2009/11/01 13:03:25

文字数:468文字

カテゴリ:歌詞

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