けたたましく 頭に響く
闇夜に住まうカラス達
我が物顔で「我こそ正義!!」
止められなくて 耳障り

カラザで繋く心
ドロドロに崩れる
雛にもなれず 私
何かが壊れていく

Closed Egg 閉ざした心
開かれる事 永久に果て無く
「(もう構わないで!!)」
「(一人にして!!)」と
叫んだ言葉さえ 溶けていく


暗い 暗い 割れない殻は
縮んでいくよ 身と心
親鳥達は羽毛の布団
温か過ぎて 沈んでく

魂の牢獄に言の葉を封じて
正義と悪意混ざり 
何だかよくわからない

Closed Egg 遠退いた空
届かないのは誰の所為なの?
「お前の所為だ(?)」 答えは出ない
あぁ 巣立ちの日がまた 遠退く


カラス達も 親鳥も
温かいも 冷たいも
"私が嫌うモノ"は皆
巣立っているよ

Opened Egg 壊れた心
這いずるコドモ 無色の体
引き摺り出され ここは寒空
真のヒトリが此処にはある

Closed Egg からの牢獄
正義でもなく 悪にもなれず
何にもなれぬ 冷めた私は
それでも 空の下で
生きてるよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

Closed Egg

『ヒトリじゃ良くも悪くもならない。』

 「他のモノになんか染まるものか。」タマゴはヒトリになりました。
 おめでとう、タマゴは何にも染まらぬ無色透明になりました。
 それで嬉しい? それが楽しい? それが正しい?
 結果的にタマゴは何にもなれませんでした。ざんねんだったね。
 それでも、やっぱり生きている―――。

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投稿日:2013/07/10 03:06:38

文字数:466文字

カテゴリ:歌詞

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