ああ嫌だ嫌い泣いていいかもしれない泣いていた泣き叫んでいた
どうして?
綺麗な星空は雲に遮られて見えもしなかったのに
欲しいなんてだだをこねたところでどうしようもないのに
嫌いなはずの世界の法則
優しく降ってきた雨に僕は見とれていた

小さな雨粒がポロリ
僕の傘を伝うから
追いかけてやるかなんて奮闘
とうに飽き飽きしてきたなぁ
だけれども
もう目に映る醜い三次元なんて
もう消し去ろうとしたはずなのに僕は
どうしてかこの光景だけは目から離れなかった

透明綺麗な丸い世界全部違うものに見えて
目に映る雨粒に泣いた


ああ嫌だ嫌い泣いていいかもしれない泣いていた泣き叫んでいた
どうした?
綺麗な月なんて出ていない狼が和音奏でたりしないのに
ツキがないなんて嘆いてみたところでどうしようもないのに
嫌いなはずの世界の法則
激しく降ってきた雨に僕は立ちすくんでいた

大きな雨音がパラリ
僕の鼓膜を伝うから
新曲できないかななんて奮闘
やはり飽き飽きしてきたなぁ
だけれども
もう五月蝿いうっとおしい聴覚なんて
もう塞ごうとしたはずなのに僕は
どうしてかこの音楽だけは嫌いにはなれなかった

オーケストラか鳴り止まない拍手喝采に包まれて
耳に入る雨音に啼いた

ああ嫌だ嫌い泣いていいかもしれない泣いていた泣き叫んでいた
そうだろう?
綺麗な星なんて月なんて出ていないのに
僕なんかはどうしようもないのに
嫌いなはずの世界の法則
天(そら)から降ってきた雨に僕は泣き叫んでいた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

雨が降る理由

雨の日は好きじゃない。でも、嫌いじゃ、ない。

閲覧数:146

投稿日:2014/01/18 21:25:16

文字数:638文字

カテゴリ:歌詞

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