耳鳴りとModern Vampires of the City
難解な音楽性 小説の中の色恋は薄っぺらい

色褪せないLPは初期作 暇潰しの新譜
氾濫しそうな川のイメージ 封じ込めた記憶

「僕ら何処へ行くんだろう?」
君は誰になるんだろうね

パレードが僕らを連れて行く
南下する青年達へ ハーメルンが笛を吹いている

途絶えた連絡に返信しそうなる指を
窓の向こう側の雨音が止めてしまう

パレードが僕らを連れて行く
南下する青年達へ ハーメルンが笛を吹いている

「僕ら何処へ行くんだろう?」
タランティーノの旧作を見なくちゃ
「ああ。カルチャーの山に埋もれて、
このまま死んだら本当につまんない人間になっちゃうぜ」
それは、やんなるね

スタンド・バイ・ミー どうしようもないぜ
死にそうだよ でも、なんとか生きるぜ
死者の葬列の中で今日を謳う
間抜けな僕らはかつて天使だったんだ

パレードが僕らを連れて行く
南下する青年達へ ハーメルンが笛を吹いている

アイ・ラブ・ユーとか気恥ずかしい
死にそうだよ でも、なんとか生きるぜ
聖者のパレードを横目に歩く
僕らの頬を掠めた風がアメリカン・ニューシネマ
何もかも履き違えたまま 正気を気取る
あんたの死に際に丁度良い言葉を探そう

この作品にはライセンスが付与されていません。この作品を複製・頒布したいときは、作者に連絡して許諾を得て下さい。

僕らの死に際に鼻歌を

閲覧数:(計測中)

投稿日:2024/07/17 02:28:15

文字数:543文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました