趣味で時々詩を書きます
プロフィールを見る投稿作品289
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なんも出来なくなる日々が来たら
これまで手繰り寄せた お守りを思い出す
焚き上げたカルチャーで生き延びれるだろうか
きっと大丈夫じゃないと思うけど 大丈夫だよ
平気だよ
頭の奥の銀河系 サンキュー、みんな
まだ最終回は遠くてインフレする宇宙
また名前のない感情が産まれたのなら
名前を付けに行くから ...バードケイジ
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陽射しがまぶしいから なんとなく
死んでしまいたいと思ったんだ
嫌味なほど青い空を 仰ぎ見て
「なにしてんだろ」ってなったんだ
フェリーニの映画を見て お洒落な気になっていた
全部がどうでもいいと思える そんな瞬間を探していた
フェリーニの映画を見て 自己憐憫に浸っていた
エンドロールで席を立った
...うざったい
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自分の言葉で ちゃんと話すことができたら
この世界の何を どうやって表すことが出来るだろう
僕はあんまり何も知らないまま生きていたんだ
レコードの針を落としたら 流れたノイズみたいなもんだよ
冷え込む梅雨のクリスマキャロル 僕は
季節外れの雪を思い描いていたんだよ、実は
時は遡れないと分かったから ...ライトハウス
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あなたがくれた言葉の 群れがきっと私を作っている
心臓を象るような 思想の継ぎ接ぎが静脈をつなぐように
もし、明日 戦争が起きたとして 何もかもを失ったとしても
昨日までのすべての記憶だけは失くさないでいられる
風去りぬ 夕立、雨上がりの空に見惚れた
さようなら さようなら
耳を澄まして瞼を閉じてい...風去りぬ
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どうしようもない焼け野原でただ一人立っている
ブギーポップ ブギーポップ 笑ってないで僕を連れ出してよ、早く
センチメンタルに句読点を打ってよ ゲットバック
誰も生きていることのグロテスクさに気付いていない
不感症なわけじゃないから
吐きそうになっている
愛して欲しいわけじゃないけど 承認されたいだ...ブレインダムド
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傷だらけの心臓 ヘッドフォンで塞いでさ
脈打つ鼓動なんか死んだふりして
気付かないよ
月世界旅行 メリエスの映画
彼もまたアームストロングだった
手を伸ばして 月が笑って
ロケットが飛び立って行く
世界は数年周期で形を変え
形状記憶で戻っては 然もありなんって
顔をしてさ なあ...月世界旅行
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胸の中の空洞も 遠い時代の風景も ああ
額縁に飾って 色褪せて行く青写真になるだろう
粗い粒子のサノアタイプ 手を繋いでいたイマジナリーフレンド
いつか釜山に行きたいんだ 用事はないけど 映画で見たからね
夜の街を遊泳しよう 明日のバイトなんか忘れて
ウィリアム・ワイラーの脚本じゃ 俺の悲哀の一ミリ...イマジナリーフレンドと旅をする
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明日の見通しも立たないのに 将来の目標なんてあるわけもないだろ
数秒後に怪獣でも現れて この世界を壊さないかな、なんておもっている
教養なんて嫌いな言葉 判を押したように並ぶ言説に
自分で言語化も出来ないようなやつらが 頭の良いふりをしていて辟易してしまう
気持ちの悪い感性の大人が 下卑た性欲を覗か...柳に燕
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死を想う 四月一日(わたぬき)の風に
木洩れ陽にあてられて
手紙を書いた あなたに宛てて
閑古鳥が鳴くように
嘘にまぎれてさ 本当のことがあるみたいだ
コープスプライド 口真似の鸚鵡
ラフテルの正体っていったいなんだろうね
どうでもいいけど 生きていこうよ
オートモービルに油を差して
いなくなった歌...春眠死想譚
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話飽きない夜が明けてしまえば
東雲が顔を出して 陽射しで窓をノックをする
そして、僕は顰めっ面で毛布にもぐる
根っこの部分にある 決して変わらない僕自身が
お前は幸せになれないんだと
地獄にまた落ちようと 夢の中で語り掛ける
嫌いなやつを殺してしまいたい
エリック・ハリスへ ディラン・クレボルドへ
...エリックとディランへ
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昨日を生きた君が 心臓ごと僕に託した
あくる夜の悪夢 扉絵の朝 少し寒い今日
遠い国の戦争 人々の煩悩
スクランブル交差点の天気模様
すれ違い ほつれ合い
靴紐を正す その程度の数秒
鳴り止んだファンファーレ 広告越しの悪名
新世紀のネオンライト
友情や努力や あとなんかモロヘイヤ
世界にジャムを塗...ラッキーストライク
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僕ら此処にいちゃいけないよ
ヴァインランドは廃墟同然
都市郊外のロシア文学 テレビを観よう こんな夜は
ヒューマニスト・ヴァンパイアは血が吸えず
シーキング・コンセンティング・スーサイダル・パーソン
カナダの映画に見惚れた ご機嫌な映画を見よう
あの最後のワンシーンを憶えていなくて 忘れたつもりでき...I Saw the TV Glow(?)
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海鳥達が凪に鳴いている
嵐の前触れかのように
風に山冠 それとウイスキー
あくびが行間に溶けていく
ようにジュゼッペ・トルナトーレの映画
来客を待つテーブルの席 やがて、ラストシーン
退屈な日々を生きている
旅立つ今日の風下に 舟を編むような字の次に
宙を描く弧の軌道上 ラインマーカーのような雲の足...スプリーン
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きみの言葉を覗いた窓辺から
人生は物語にはなりませんが
きみの感情の断片 その輪郭に触れていた
かすかな記憶を越えて触覚から
幽霊のようにいなくなってしまった
その後の続きを考えていました
きみの言葉を覗いた窓辺から
茨城の海辺へと向かっていました
あの夜に見た 牛久大仏のことを思い出していた
かす...パルプフィクション
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やかましいイメージをハンマーで叩き割って
昨日の続きを描いて行こうぜ!
午後のドラマはご都合主義
不条理なんてない 理路整然としたい
伏線は安易に アイワナビー オア アイロニー
序破急を駆け抜けるよ
続く問いに答えるように真偽を
新世紀に透かすように 陽にてのひらを重ねて
日記の叙述に 散文のロマ...アクロス・ザ・ユニヴァース
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街宣車の喧騒で街並みが たおやかに色褪せて
落穂拾いにそう書かれていたように
今、贈り物のように言葉を連ねるよ
あたたかな光が窓辺から部屋を包むように
ポリティカルな定義で君の希望が 勝手な思想で語られて
本当の自由がそこにないと思うのなら
デュシャンみたいに遊びに行こうよ
付けられたタグを剥がして...ファフロッキーズ