[A]
明かりが白を照らし出している。
夜空が黒を映し出している。
吐息が白く染めあげられてく。
あの日が黒く塗りつぶされてく。

[B]
それで、今、手をにぎって、
悲しい、悲しい言葉を、言うよ。

[サビ]
それは 君が ずっと求めていたもので、
それは 僕が ずっと探していたもので、
それは 二人 見て見ぬフリしてたもので、
それは 遂に 見つけてしまったものなんだ。



[A]
明かりが闇を際だたせている。
見えない星は静かにたたずむ。
うつむく顔がいっそうくっきり、
こころのうちはどんより沈んで。

[B]
けれど、今、手をにぎって、
寂しい、寂しい言葉を、言うね。

[サビ]
それを 君は いちばん聞きたくなかった。
それを 僕は いちばん言いたくなかった。
それは 二人 押しつけあっていたもので、
それを 明日 捨てる予定だったのだけど。



[A]
あれからずっと俯いたままだ。
空気はどんどん温度を下げる。

[B]
だから、今、僕のほうが、
冷たい、冷たい言葉を、言うよ。
厳しい、優しい言葉を、言うよ。

[サビ]
それは 僕ら 見つけたくなかったもので、
それは 僕ら 必要としていたもので、
それを 二人 見つけてしまったのだから
僕は この日 言わなくてはいけないんだね。

[サビ]
これを 丸め 捨てることができたならば
あれを 今日も 大切に持っていたなら
明日も 二人 あの日と変わらないままで
笑い 泣いて 息をすることができたのかな。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【タイトル未定】

それでも言わなきゃいけないんだね。

閲覧数:226

投稿日:2016/05/11 00:02:31

文字数:644文字

カテゴリ:歌詞

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