いっそひた隠しにするために
君の眼の中にできるだけ近づいて
その首に残った消えない痛みを
やさしい言葉でほぐしても　手遅れ

この景色はもう嫌いになるから
その声も忘れてしまうから
思い出さないのなら
思い出とはもう呼べないだから

できるだけ　酷い名前を
できるだけ　最低な名前を
君とすごした時間に名付けよう

この心は　私のものだから　もう二度と
奪われる事なんて失う事なんて　ないように
揺らぐことなんてないように　今はただ　
そう思っているだけなんだ　ただ思っているんだ　

いっそもがき苦しむために　あえて
この心臓に問いかけてみる
痕から追いかけてくるような痛みを　今は
受け入れようと思えてても

震えるこの声の理由も
流れるこの涙の理由も
あふれる言い訳の意味も
今は分からない　分からない
どうしても鳴り止まない脈拍も
どうしても止めれない呼吸も
分からない　分かりたくないよ　今は

お願いありふれた流行りの歌になんて
刺さってしまわないでいてよ
また何度でも嫌いにならなきゃいけないな
　　　　　　
何もかも　　なくせない　なくせない　なくせない　
なくせない　なくさない　なくせない　
なくさない　なくさない　なくせない　なくせない　なくさない

ああ、ささいな事から思い出す言葉が笑顔が
こびりついて、なくせないんだ　なくせないんだ